Pentax SMC TAKUMAR 135mm F2.5 分解・カビ取り作業
ご覧頂き、ありがとうございます!
本日の作業は
Pentax SMC TAKUMAR 135mm F2.5 分解・カビ取り作業
今回は大量に生えたカビ取りです。
ベタな作業ですがよければ最後までお付き合いください。
先日、某オークションサイトにて
「カビありジャンク」
として出品されており
出品時の写真を見て..
前玉外周
後玉外周
中玉全面
あー、これをキレイにできたら
気持ちいいだろうなー。
なんて思ってしまい..
思っちゃったんだからしょうがない!
ということで、ちょい安値で落札しました笑
諸先輩の作業を参考にしつつ、
早速分解していきましょう!
まずは後玉から攻めていきます。
無限遠に合わせて
後玉を手前側に寄せて
レンズオープナーで回します。
締まりが緩んだら、
そのまま回して後玉群を取り出します..
あ..あれ?
緩んだけど。
後玉群が途中までしか出てこない!(爆)
傷やゴミなど阻害要因がないのに..
なぜだー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
しばらくアレコレ試したが
効果は無し。
ならば作戦変更!
一旦、元の状態に直して..
カニ目レンチで押さえ環を外して
直接レンズを取り出します!
ガリっと逝ってしまわないよう
気をつけてください..
無事に取り出し成功!
結構、育ってましたw
カビキラーで除去!!
清掃後に組み戻します。
本当は、後玉群がそのまま外れてくれてたら
中玉の方も一気に清掃できた?
と思いますが、仕方ありません。
無念..
次に、前玉側を攻めます。
レンズオープナーで押さえ環を外します。
が!
ガクッと緩んだ感触がしたと思ったら
前玉群ごと取れました..笑
ねじ込み式だったんですねーw
ちょうど良いので中玉の清掃を行いましょう!
これでもか!
ってくらいカビが広がってますが..
見事にキレイになりました!
そう、まるで
ボロボロになった青銅聖衣が
黄金聖闘士によって修復されたように!
不死鳥のごとく地獄から舞い戻ったッ!
茶番はさておき、次は前玉群を清掃しましょう!
前玉群(レンズ3枚)のうち
一番奥のレンズにもカビがありました。
こちらもカニ目レンチで押さえ環を外して
清掃を行いましょう!
ハイ、きれい👍
んで、んで、んで!
前玉群の一番上のレンズですが。
どう頑張ってもレンズオープナーでは
押さえ環を外せませんでした。
固すぎて..
カタツムリになったわね..🐜
読者「 ????????????? 」
Now loding...
ということで。
またもやカニ目レンチ先生に
ご活躍いただきました。
無事、分解・清掃ができましたー!
ということで。
組み戻しも無事終わり
レンズはスカッとした輝きを
取り戻すことができましたー!
ちょっと予想外のことがありましたが
作業自体は、概ね問題なく完了できました。
今回の教訓は
「カニ目レンチで開ければなんとかなる!」
でしょうか笑
まー、削ってしまうリスクがあるので
レンズオープナーで作業ができたら
それに越したことはないんですけどねw
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました!