Minolta MD W.ROKKOR 35mm F1.8 レンズ分解清掃
ご覧頂き、ありがとうございます。
今日も今日とてレンズ分解清掃やっていきます!
この間にもレンズ以外にチャレンジした
モノはあるけど、まぁ..
お蔵入りです。(察し)
本日の食材は..
Minolta MD W.ROKKOR 35mm F1.8
某サイトでカビありを安くゲットしました!
*一部を除き写真を撮り忘れてましたが
結果的には、ほぼ全部のレンズに
大小様々なカビが蔓延していました(笑)
なので、今回はレンズ全バラし祭りです!
では、Let’s分解!
まずは前玉群から。
化粧リングを外して行きます。
...超カタい!
レンズオープナーで外れない場合は
カニ目レンチでもいけます。
*今回は自分はレンチで外しました。
これでも外しにくい場合はエタノールを
綿棒に含ませて、リングの外周に
数回伝わせてみよう!
*無理に開けようとしてリングやレンズを
傷つけ・ヒビ割れさせないように注意!
化粧リングが緩んだら、
ツメで引っ掛けて本体側を回転させれば楽。
リングが外れたら前玉群が見えます。
内部にあるネジ(赤丸)3箇所を外します。
ネジを外すと、フィルター枠が外せます。
前玉群を外す準備ができました!
外側の溝にカニ目レンチを当てて回します。
緩んだら、手で回して前玉群を取り外します。
取り出すとこんな感じ。
今度は、内側の溝にカニ目レンチを当てて
押さえのリングを外します。
*レンズに傷がつかないよう慎重に!
自分はいつも、レンズを外す時は
戻す際に向きを間違わないよう慎重に
吸盤で取り出します!キリッ!
(普通やん..)
外した順に並べておこう..
裏面にたくさんカビ。
外したレンズを清掃しましょう。
鏡胴を除くとまだカビあるやん..
ってことで、
次のレンズを上から吸盤で取り出そうとするも
途中で引っ掛かってできない!
胴体部に接着剤(テカってるとこ)があるので
無水エタノールで除去!
除去したら上部の枠を緩めて外します。
*外れない場合はカニ目レンチで緩めよう!
緩めた枠を外すとこんな感じ。
レンズの上にリング状のスペーサー。
これを取り外します。
レンズを抑えるリングが見えてきます。
またレンチで外しましょう。
外したらレンズを取り出し、清掃!
清掃が終わったら、逆の手順で組み立てます。
以上で、前玉群の清掃は完了!
次に、後玉群の作業に移ります。
マウント側を上に向けて
ネジ4箇所(赤丸)を外します。
ネジを外したら、銀枠を掴んで、ゆっくり持ち上げます。
*絞りをF22(写真のような状態)にして外す!
外したらこんな感じ。
後玉群が見えるので、カニ目レンチをレンズ枠の
外側の溝に合わせて回し、緩める。
緩んだら後玉群を取り外す。
後玉群を外した状態。
↓後玉群の分解図。
後側⇦⇦⇦⇦⇦⇦前側
図のように分解します。
要領は前玉群の時を参考に!
清掃が完了したら、逆の手順で組み立てます。
これで清掃が完了です!
清掃後は、スカッとクリアな状態に!
うーん、やはり綺麗なのは気持ちがいい!
MDレンズ、初めての分解でしたが
レンズ分解まではスキル的には
難しくないですね!
ただ、
分解時に固くて外し難い箇所が
いくつかあり(個体差かも?)
カニ目レンチを多用しましたが..
慎重にやらないとカニ目レンチで
レンズを傷つけてしまいそう..
レンズオープナーで緩んでくれたら
いいんですけどね笑
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました!
Pentax SMC TAKUMAR 135mm F2.5 分解・カビ取り作業
ご覧頂き、ありがとうございます!
本日の作業は
Pentax SMC TAKUMAR 135mm F2.5 分解・カビ取り作業
今回は大量に生えたカビ取りです。
ベタな作業ですがよければ最後までお付き合いください。
先日、某オークションサイトにて
「カビありジャンク」
として出品されており
出品時の写真を見て..
前玉外周
後玉外周
中玉全面
あー、これをキレイにできたら
気持ちいいだろうなー。
なんて思ってしまい..
思っちゃったんだからしょうがない!
ということで、ちょい安値で落札しました笑
諸先輩の作業を参考にしつつ、
早速分解していきましょう!
まずは後玉から攻めていきます。
無限遠に合わせて
後玉を手前側に寄せて
レンズオープナーで回します。
締まりが緩んだら、
そのまま回して後玉群を取り出します..
あ..あれ?
緩んだけど。
後玉群が途中までしか出てこない!(爆)
傷やゴミなど阻害要因がないのに..
なぜだー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
しばらくアレコレ試したが
効果は無し。
ならば作戦変更!
一旦、元の状態に直して..
カニ目レンチで押さえ環を外して
直接レンズを取り出します!
ガリっと逝ってしまわないよう
気をつけてください..
無事に取り出し成功!
結構、育ってましたw
カビキラーで除去!!
清掃後に組み戻します。
本当は、後玉群がそのまま外れてくれてたら
中玉の方も一気に清掃できた?
と思いますが、仕方ありません。
無念..
次に、前玉側を攻めます。
レンズオープナーで押さえ環を外します。
が!
ガクッと緩んだ感触がしたと思ったら
前玉群ごと取れました..笑
ねじ込み式だったんですねーw
ちょうど良いので中玉の清掃を行いましょう!
これでもか!
ってくらいカビが広がってますが..
見事にキレイになりました!
そう、まるで
ボロボロになった青銅聖衣が
黄金聖闘士によって修復されたように!
不死鳥のごとく地獄から舞い戻ったッ!
茶番はさておき、次は前玉群を清掃しましょう!
前玉群(レンズ3枚)のうち
一番奥のレンズにもカビがありました。
こちらもカニ目レンチで押さえ環を外して
清掃を行いましょう!
ハイ、きれい👍
んで、んで、んで!
前玉群の一番上のレンズですが。
どう頑張ってもレンズオープナーでは
押さえ環を外せませんでした。
固すぎて..
カタツムリになったわね..🐜
読者「 ????????????? 」
Now loding...
ということで。
またもやカニ目レンチ先生に
ご活躍いただきました。
無事、分解・清掃ができましたー!
ということで。
組み戻しも無事終わり
レンズはスカッとした輝きを
取り戻すことができましたー!
ちょっと予想外のことがありましたが
作業自体は、概ね問題なく完了できました。
今回の教訓は
「カニ目レンチで開ければなんとかなる!」
でしょうか笑
まー、削ってしまうリスクがあるので
レンズオープナーで作業ができたら
それに越したことはないんですけどねw
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました!
Sony VX-1000 外装交換+一部部品交換
ご覧頂き、ありがとうございます。
今回はSony VX-1000 外装交換+一部部品交換
やっていこうと思います。
結論から言うと今回の作業は
・全て+ドライバー1本で完了。
・トータルの作業時間は1時間程度。
(2台分の分解⇨交換⇨組み直し⇨動作確認)
そこまで大きな苦労もなく終了しました。
ですので、この記事の作業内容であれば
試してみる価値はあるかなと思います。
同じようなチャレンジをされる方の
参考になれば幸いです。
*この機種の分解修理を扱ったブログは
パッと見、見当たりませんでした。
(需要ないから?w)
Youtubeでは外人が作業してる動画が
ちょっとありましたが..
なので、実はレア記事かも?笑
*作業については自己責任でお願い致します。
何かあっても責任は負えません。
そこんとこ夜露死苦!
<作業の経緯>
動作品を安くゲットしたのですが。
・スタートアップのスイッチ破損
・マイク部凹み
・ホットシュー?の塗装剥げ&錆
・端子に錆び
・外装に擦り傷多数
といったような外観に難あり品でした。
ぶっちゃけ、こんなんじゃ
動作しててもすぐには売れねぇ…(爆)
売れても安く買い叩かれる..
じゃあ、部品交換しちゃえばいいじゃん!
(安易な発想..汗)
ということで、外観が綺麗なジャンクを
ゲットしました。
移植に成功すれば、
ギニュー隊長のように
より良いボディにチェンジできますw
<いざ、分解!>
作業の難易度はそこまで高くはないです。
(主の主観ですが..)
以下の写真の赤丸のネジを外していけば
パッカーンと外装が取れます。
*青丸のネジはマイク部を固定。
*↑マイク部を取り外したら見えます。
今回自分が分解した順序は以下の通り。
正面から見て左側カバー(ズームボタン側)
⇨バッテリー収納部の液晶ユニット
⇨正面から見て右側カバー(カセット側)
分かりにくいのは
・ファインダーの下に隠れたネジ2本
(写真3枚目)
・カセット収納部に隠れたネジ1本
(写真6枚目)
・バッテリー収納部の液晶ユニットネジ5本
(写真4枚目)
くらいで、あとは目に見えるネジを外すだけです。
<注意!ケーブルについて>
上記のネジを外せば、外装は外れるのですが
外装の内部にはケーブルが潜んでいます。
断線しないようにゆっくり・丁寧に
外しましょう。
ケーブル接続の状態の写真撮影忘れました。。(アホ)
大体になっちゃいますが説明します。
またやることがあれば写真追加します。
<左側カバー(ズームボタン側)>
ピンク丸のケーブルが基盤に接続されています。
基盤のこの辺りの裏にコネクタが潜んでいます。
ゆっくり垂直に引き上げれば抜けます。
<バッテリー収納部の液晶ユニット>
左側カバーを外すと写真のような図になります。
みどり丸の銀のカバー(ネジ1本止め)を外すと
ケーブルが見えます。
このケーブルは2段構えです。
上部:通常のコネクター
紫丸
下部:フラットケーブルを噛込んで接続
(正式名称忘れた ; )
黄色丸
下部のケーブルは、爪でコネクターのロック
(茶色の部分)を引き出して解除すると
ケーブルが抜けます。
*爪でロックの解除がやりにくい時は
精密ドライバー(マイナス)にて
優しくロックを解除してください。
*機械類の作業に馴染みがない方は、
ケーブルを抜く前に写真を撮ることを推奨。
どのように差し込んであるかを確認しましょう!
<右側カバー(カセット側)>
オレンジ丸のコネクタが潜んでいます。
作業しにくいですが外装を軽く持ち上げた
状態で、優しくコネクタを抜きましょう。
<番外編>
①映像・音声などの出力端子の交換
水色丸のネジ3つを外します。
灰色丸のケーブルがありますので
コネクターのロックを解除し外します。
*このケーブルのコネクタは、
バッテリー収納部の液晶ユニットの
ケーブル下部の方と同じタイプのコネクタ。
②マイク部の交換
青丸のネジ4点を外したらマイク部全体が
持ち上がります。
(上記 <いざ、分解> で掲載した写真を参照)
マイク部を持ち上げると接続ケーブルも
一緒に出てきます。
*ケーブルを引き出しすぎると、
断線またはケーブルが装置内部の
コネクタから抜ける恐れがあるので注意!
白丸部分のコネクタからケーブルを
優しく外します。
以上で分解は完了です。
剥ぎ取った部品の全体像がこちら
ちなみに、破損していたスイッチは
左側カバーに直接付属していたので
個別交換の作業は必要ありませんでした。
あとは、同じ手順でもう1台から部品を剥ぎ取り
逆の手順で組み直しすれば作業は完了となります!
より戦闘力が高いボディを手に入れました!
伏線回収までがお仕事ですw
最後までご覧頂き、
ありがとうございました!
Konica big mini-201 電源入らない 修理チャレンジ!
ご覧頂き、ありがとうございます。
またまた、
しばらく更新をサボって..
いたワケではありません。
ネタはあったのですが。
いかんせん。
作業に集中してしまい..
肝心な写真を
撮り忘れてしまい
お蔵入りになった☠️
というのを、
『3件』
立て続けにやっちまいました..
貴重な記事が3件も埋葬されました。
マジ愚か..
と、いう事で。
久しぶりの記事は!
Konica big mini-201 電源入らない 修理チャレンジ!
本日、ハー◯オフにて
Konica big mini-201をゲットしました。
*純正ケース付き
お値段..
なんと...!
108円!!!
安いッ!👏👏👏
これだけ安いのは、
すでにネタバレしてる通り
『電源が入らないから』
ジャンクコーナーにひっそりと
転がってました。
オマケに結構レンズが汚いw
ジャンクBOXに転がってた
電池を適当に拾ってセットして
店頭で色々チェックしてみたが
液晶は液漏れもなく
表示は問題なさそうだ。
よくある故障のフレキは..
パッと見は大丈夫そう?
右端がちょっと怪しい気がしなくもない..
うーん。
まぁ、
108円だし。
遊びで買ってみよう!
という事で、即決しました。
持ち帰ってから。
とりあえず、
カバーを開いて見ることにしました。
色々、
分解の情報を調べたけど
細かい手順が
載っているサイトは無かったので。
手探りを混ぜつつ
分解しました。
外装の分解はそんなに
難しくありません。
右側のネジを外し
底面の三脚穴のところにある
ネジを外す
裏蓋開けたところに見える
ネジ4箇所を外す
電池室のネジ2箇所を外す
後は、カバーを外すだけですが。
注意点としては、
三脚穴が、外装に少し嵌め込んであるので
外装を軽く浮かせながら、ズラしていきます。
すると、
写真のように分解できます。
ここまで分解したのは、
可能性の一つとして
『電源ボタンの接触不良』を考慮して。
清掃してみようと
考えたからなのですが..
ふと、見たら..
やっぱり..
フレキが切れとったー😭
早くも、
修理の道は
断たれたのでした。
チャン、チャン♪
…と、
終わってしまうには
まだ早い!
安西先生ェ..!
修理ができないなら
ジャンクとして売ればいいのよッ!
とはいえ。
eBayで売るには
かなり腰が引けるので。
メル◯リで
ジャンクとして
売ることにしましたw
そうと決めたら。
もう少し遊ぼう!www
ということで。
作業、続行〜☆
この薄汚れたレンズを
清掃してみましょう!
レンズの周りの黒枠
四隅にあるネジを外すと
枠が取れます。
写真中央の歯車を回すと
写真の通り、レンズ部がせり出てきます。
せり出たレンズの
左右にあるネジを外します。
左右のネジを外したら
カバーをつまむと
スポッと取れます。
カバーが取れたら、
表、裏からカバーガラスを
無水エタノールや
レンズクリーナー等で
丁寧に清掃します。
少し、拭き取り切れない汚れが
残留しましたが。
大方、キレイになりました✨
*カバーを外したら、
レンズ自体は非常にキレイ!
フィルム室側も同様でした👍
清掃が終わったら、
逆の手順で
組み付けましょう!
さて。
今回は(今回も?w)
残念な結果でしたが。
分解の勉強になりました!
良い経験でした⤴️
また、こんな
大安売りのジャンクに
巡り会えたらいいなーと
淡い期待を持ちつつ
これからもリサーチを
続けていきます✊
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
今回の分解・清掃の手順が
少しでもお役に立てれば幸いです!
〜余談〜
早速、メル◯リに
ジャンクとして
低価格で出品してみたところ。
3分で売れていきました。
早ッ(笑)
TO BE CONTINUED。。。
TAMRON AFレンズ 前玉内部の目立つ糸クズを除去
ご覧頂き、ありがとうございます!
今回は、
よくある内容。
Tamron AF 18-200 F/3.5-6.3 XR Di Ⅱ LD ASPH IF MACRO
(名前長い..)
前玉の内部に
ハッキリ、クッキリ
目視できる糸クズが..
(写真に写らなかったので赤線で補足)
写真に写らないようなゴミなら
別に影響ないんじゃないの〜?
って声が聞こえて来そうですが。
チリぐらいならともかく。
売る側が
気になっているくらいだから
買う側も
手元に届いたら
「えっ..糸クズあるやん…」
てなると思うんですよ。
と、ゆーことで。
分解して
糸クズを除去しましょう!
作業スタート!!
…そして。
私は初手から
過ちを犯してしまうところでした。
最近、
いくつかレンズを分解清掃
したことがあったので
すっかり
「思い込み」
をしてました。
最近レンズ分解をした際は
前玉の抑えの枠を
このゴムを使用して
外していました。
(カニ目レンチは怖いw)
今回も、このゴムで
グリグリしながら回して
分解しようとしたけれど
ウンともスンとも動かない。
アレー?
オカシイナー??
ここで、ようやく
分解の仕方を検索して
冷や汗かきましたw
全然、分解方法チガうやん!
正しい分解方法は
薄いプラの板などを
(今回は厚紙で代用)
こんな感じで
枠のスキマに差し込んで
1週させて
枠を浮かせるそうです。
そう。
つまり、レンズの枠は
ねじ込み式ではなくて
「嵌め込み式」だったのです。
嵌め込みの足が3箇所
もし、
無理やり
ゴムで回し続けたら
この3本の足は
御逝去してたでしょう..
アブねー…
事前確認の大切さと
思い込みの怖さを
再認識されられました。
この反省は
次回に活かしましょう!
気を取り直して
作業再開!
レンズ枠を外すと、
内部に6個のネジが見えます。
*レンズ枠は外す際は
元に戻す時のことを考えて
外した時の向きを写真などで
記録しておきましょう!
長穴のところにある
ネジ3箇所を外しましょう。
*ネジロックが付いてるので
①締め込み方向に軽く回して
「パキッ」と感触がしたら
反対方向に回して外す
②綿棒に無水エタノールを
染み込ませて
ネジロックを除去する。
後にネジを外す。
どちらかの方法で作業を
行ってみましょう!
そうすると、前玉のユニットが
ゴッソリ取れます。
内部が丸見えになるので
ブロアーや
レンズ清掃ペンなどを
駆使して汚れを除去しましょう!
清掃が完了したら
逆の手順で組み直しましょう。
*前玉ユニットの
ネジをつけ直す際は
ネジロックを塗布しましょう!
ネジロックは、
ネジが緩まない為の接着剤
のようなものです。
AF時や、持ち運び時の
振動によりネジが緩まないように
する役割があります。
もし、万が一
ネジロックをしなかった上、
ネジの締めこみが甘くなってたら..
どうなるかは
想像できますよね??
あと、レンズの枠を嵌め込む際は
先に注意したように
外した時の記録を元に
取り付けましょう。
レンズ枠を嵌めても
すんなり入らず、多少浮くので
枠をなぞるようにして
各所を少しずつ
嵌めていくのが良いかもです。
1箇所ずつ
しっかり嵌めていくと
かえって残りの箇所が嵌めにくく
なる可能性があります。
また、無理に嵌め込む事は
絶対にしない事!
足が折れますよw
最後に、
念のために
前玉をブロアー&レンズペンで
清掃して、作業完了!!
お疲れ様でしたー!
この商品は、
光学も外観もキレイだったので
Near Mintでイケるでしょう!
ホクホク♪
最後までご覧頂き、
ありがとうございます!
次回は
コンパクトカメラのネタか..
一眼レフ修理か..
またレンズのネタか..
迷いますねw
また読んでいただけると嬉しいです!
TO BE CONTINUED...
CONTAX NX ヒドイ臭いを除去!
ご覧頂き、ありがとうございます!
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*今回の記事は
「修理」
ではありません(笑)
予め、ご了承ください。
----------------------------------------
お久しぶりな更新です。
本当はネタはあるのですが。
材料準備ができておらず
滞っておりました(^_^;)
そんな中..
(悪い意味で)ビックリなカメラを
仕入れてしまい..
1週間、
激闘(?)を繰り広げた
観察日記
お届けしたいと思います!
問題のカメラはこちら
CONTAX NX
表はキレイ
裏は...☠️
ハイ、加水分解です。
某リサイクルショップの
ネットショップ(ヤフオク!)
で購入しまして。
先日、お家に届いたのですが...
箱を開けた瞬間..
く..臭えエエエeeeeゑゑゑ〜ッ!
こいつはクセェ!
ゲ◯以下とは言いませんが(笑)
カビ臭だとか
タバコ臭ではなく、
なんとも形容しがたいのですが。
とにかく物凄く
「不快な匂い」
としか言えません..
そのまま置いておくと、
部屋の空気が汚染されますw
(実際、ちょっとされました..)
推測ですが。
原因は、
ボディが加水分解しており
この溶けた素材に
何かしらの臭いを吸着した??
普通にしてて
こんなニオイには
ならないです。
ショップ店員も
こんだけヒドイ臭いなんだから
記載しろよw
マジ、キツッィ..
正直、
触りたくなくなるホド。
検品もままなりません..
んー..
どうしたものか...
と、悩みましたが
面白そうだしやってみよう!
という事で
まずは
加水分解のボディを
30分ほど
無水エタノールと
ミューズで
死ぬほどコスり
ほぼ除去が完了!
...まだクサい ( ;∀;)
染み付いた臭いは
簡単には取れねーんだぜッ!
途方に暮れましたが..
ネットで良い情報が無いかなー?
と、いろいろ探してみたところ
こちら
無香空間
これとカメラを
ジップロックにセットで封印して
数日放置すると臭いが取れる!
…らしいw
では、やってみましょう!
封印の儀
開始後、24時間..
ジップロックの隙間からクンカ..クンカ..
臭いが、やや和らいだ気がする..
(思い込み?)
開始後、48時間..
一回、ジップロックから取り出し
全体的にクンカ..クンカ..
まだ、
臭いが残っちゃいるが。
多少の改善が認められます!
開始後、72時間..
うーん、ほぼ変化なし。
開始後、96時間..
変化なし..
ここまでなのか?
まだまだ改善の余地は
ある気がする!
試しに。
もう一回、
全体の清掃をかけてみる。
すると、
アラ、不思議!
汚れが取れるじゃナイデスカ..
初日の清掃時に
何回も拭いて
「これ以上拭いても汚れが取れない」
ことを確認したのに..
謎です💧
清掃後に
再度、封印!
開始後、120時間..
さらに臭いが和らいだ!
念の為、
試しに清掃かけてみる
すると..
また汚れが取れた orz
イイヨ、取れるだけマシ。
再度、封印。
開始後、144時間..
さらに、少し改善したかなー?
くらい。
開始後、168時間..
もう、これ以上の改善は
難しそうです。ε-(´∀`; )
後は、数日間
1日1時間程度の天日干しで
様子をみてみようと思います。
初期状態から比べると。
「部屋中の空気汚染」
から
「ちょっとニオイあるね..」
のレベルまでに落ち着きました。
本当は..
臭わなーい!
と、なって欲しかったが。
許容範囲程度
(持っていて不快にならない程度)
に戻すことができました!
これだけやっても
完全に脱臭できないなんて..
やれやれだぜ...
ここまでのモノには
滅多にお目にかかることは
無いかと思いますが。
もし、皆さんも
超クサいカメラを
ゲットしてしまった際は
清掃&無香空間
試してみては如何でしょうか?
ニオイでクレーム
貰いたくないしね(笑)
*完璧な脱臭ができなかったので
このカメラは国内にて販売する
ことにしますw
最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
TO BE CONTINUED..
Nikon F2 フォトミック モルト張替えました(張替え作業 ミラー室 編)
ご覧頂き、ありがとうございます!
前回のモルト張替え作業 フィルム室 編 の続き
モルト張替え作業編 ミラー室 編
やっていきます。
前回は、まさかのモルトの幅を見誤るという
失態をしてしまいました。
が!
そこはそれ。
なんせ、素人なもんで(笑)
失敗は次の糧に!
ということで。
前向きにやっていきましょう!
作業スタート!
ミラー室のモルト交換の前に..
もう1箇所交換する場所があります。
それはこちら。
ファインダー を嵌める場所(背面側)
実はここにもモルトがあったのです。
劣化して見事にペッタンコです!
♬ラブリーチャンス ペタンコチャン♪
ということで。
清掃から始めましょう。
アフター
*この時も、
清掃したカスミラーに落ちないように
カバーは外さないで実施して下さい。
清掃が終わったら
前回に引き続き、
厚さ1mmのモルトを
適度な長さに切り出して
貼り付けて下さい。
こちらは作業しやすくて
カンタンですね♪
次はいよいよミラー室。
こちらは最初の記事
下準備編で既に清掃を実施したので。
切り出したモルトを貼り付けるだけ
なのですが。
ここで使用するモルトは
こちら
厚さ2.5mmのモノになります。
*私は、幅2mm、長さ36mm
で切り出しました。
ミラー室に貼り付けるモルトは
しっかりと測っておかないと
貼り付けた後に
スキマができたり
ズレたりする可能性が
考えられますので注意しましょう。
私は非常に不器用なので
写真のようにピンセットで
せっせ、せっせと
頑張って貼り付けました(笑)
うん、キレイにできました!
これでモルト張替え作業は完了です!
*厳密には、
内部にも色々モルトが貼り付けて
あるようですが。
そこまでの交換が必要そうな症状は
顕在化してないので。
というか、作業レベルが高いのでw
当ブログではここまでですm(_ _)m
あれ?
もう終わり??
…ちょ、短くね???
と思ったアナタ!
安心して下さい。
尺稼ぎの番外編として。
作業外の注意点について
を少しだけお話したいと思います。
諸先輩がたの
多くのブログを拝見すると、
「実際のモルト交換作業」
を見せようと注力しておりますが。
その作業の過程での注意点
について書いている方は
あまり多くないように感じました。
それは、例えば
清掃編で書いたような
ミラーやシャッター部に汚れが
付かないようカバーをかける
というようなものです。
我々、素人はいかんせん
「これから行う作業」
に集中しがちです。
どんな失敗をやらかすつもりじゃ…?
不思議なもので..
作業に集中してしまうと
普段ならできるはずの注意ができない
ということが、まま起こります。
その結果..
部品を無くしたり、
キズや汚れをつけてしまう
等が予想されます。
ちなみに、今回
私が行った作業外の注意は
作業中に取り外したパーツに
ホコリや作業中に出た汚れが付着しない
ようにする!です。
ファインダー のガラス面をカバー
フォーカススクリーンを取り出して..
包んで保管
ちょっと慎重になりすぎでは…?
ソコまでしなくても大丈夫っしょ!
という声も聞こえそうです(笑)
もちろん、これはアクマでも
私が勝手にやっているだけなので
絶対にやる必要があるワケではありません。
ただ、後から
「あー、やっとけば良かった…」
と、なりたく無いので(笑)
自分が納得できるように
やっただけですw
注意はいくら行っても損は無いですしね!
「フーン、こんな人もいるのね」
くらいの参考程度にして頂ければ
幸いです。
と、いうワケで。
今回でNikon F2 での作業は終了となります!
長々とお付き合い頂き、
ありがとうございました!
次回は別の機種で
遊んでいきますので
読んで頂けると嬉しいです!
TO BE CONTINUED...