Nikon F2 フォトミック モルト張替えました(下準備 編)
ご覧頂き、ありがとうございます!
第2回目の作業は…
です。
*本編は
手順や説明を細々と書いてたら、
思ったより長くなったので。
少しでも読んで頂き易いように
・下準備 編
・張替え作業 フィルム室 編
・張替え作業 ミラー室 編
の3話に分けることにしました。
予め、ご了承下さい。
では、今回は
「下準備 編」
宜しくお願いします!
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前回、清掃したNikon F2ですが。
写真を見てお気付きの方も
いらっしゃったかもしれません。
...モルトがないやんけー!
ハッ!
ま..まさか!
やっぱ、こっちもかーい!
と、いう事で。
モルトを新たに付けて、
復活しましょう!
*さんざん連呼した
「モルト」って何?
という方!
簡単に言うと、
・クッションの役割
&
・余計な光を遮光する役割
を担ったスポンジ状のモノです!
ドヤッ!
(*知ったかぶり)
古いカメラでは、
このモルトが劣化して
・完全に無くなってる
o r
・残ってるけどボロボロ
になっており、
本来の役割を
果たせなくなっている事が
多いようです。
Nikon F2のような、
出品数が多い商品では
今回のような
モルト貼り替えが
他の出品者との差別化となり
売れやすくなる
可能性が上がるようです。
(価格には反映できないカモですが..)
早く売れる工夫..
大事ですよね!
では、
前置きが随分と
長くなってしまいましたが。
早速、作業スタート!
…の、前に(笑)
まず初めにアナウンスです。
①今回の作業(全3話)は、
写真多めで長文です。
お忙しい方は
お時間のある時にご覧下さい。
②色々と道具や材料が出て来ますが
工具類は100均で買ったものです。
その他の清掃道具は基本的に
アマゾンで購入してます。
③私の主観ですが、
本作業ではチョットの
「器用さ」と「丁寧さ」
が求められます。
でも…
という方。
安心して下さい!
何を隠そう、
私は学生時代..
「美術」
「技術」
「家庭科」
「図画、工作」
いずれの教科も..
「オール 2」
でしたからッ!! ( ;∀;)
(*リアル)
そんな私でも出来たんです。
あなたもデキますよ!
この記事を見て
チャレンジしよう!
と、思った方。
一緒に頑張りましょう✊
(イヤ、マジで。)
では、今度こそ作業スタート!
まず始めに。
第1話を参照して頂き
「ファインダー」と
「フォーカススクリーン」を
取り外しましょう。
取り外したら、
ダスパーを4つ折りにして
写真のようにミラーを
カバーしましょう。
*ダスパー=レンズ清掃などに
使用されるペーパー。
カバーしたら、
ズレないように
マスキングテープで
仮止めしましょう
前面
上部
仮止めしたら
まずはミラー室の
古いモルト剥がし&清掃
を行いましょう!
モルトはがしは
無水エタノールを綿棒に
染み込ませて
ゴシゴシ拭きましょう。
ゴシゴシ拭いてると..
お分かりいただけただろうか…
このように古いモルトのカスが
ポロポロと落ちて来ます。
ミラーにつくと清掃が面倒なので
ダスパーでカバーしてたワケです!
器用な人は、
カメラを逆さにして
傾けながら清掃を
しているようですが。
私はそこまで器用ではないので。
安定した状態で清掃作業ができる
このスタイルを採用しました(笑)
では、続いて
フィルム室の方を清掃しましょう!
写真の右側、
三日月状の銀色のヤツを立てて
O の矢印方向に回すと
フィルム室が開きます。
開いたら、先に真ん中のシャッター部を
ミラー室と同様にダスパーを4つ折りにして
写真のようにカバーしておきます。
上と下に細い溝があり
そこに古いモルトが残留しています。
普通の綿棒では溝の清掃はできません。
100均で売ってる
写真の注射器で
無水エタノールを吸って
少量を吐出してモルトに染み込ませ
つまようじ等で溝から古いモルトを
こそぎ落とします。
大体こそいだら、
歯ブラシを使って掃き掃除
最後にブロアーやエアブローで
カスを飛ばして清掃完了です!
仕上げはお母さ〜ん♪(古ッ!)
あとは、同様の手順にて
上の溝も清掃を行います。
蓋側の上下と端も清掃を行います。
以上で、
「下準備 編」
古いモルトの除去と清掃
作業が完了となります!
ここまでご覧頂き、
ありがとうございます!
次回の
「張替え作業 フィルム室 編」
を併せてご覧頂けると
嬉しいです。
TO BE CONTINUED…